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それから、広島

前回の続きの広島ですけど、って、まだ続くんです。すみません。
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夫は平和公園に行ったことがないと言いました。私は、小学校の時に行って、原爆資料館がものすごく怖かったのをはっきりと覚えています。

今回もやっぱり怖いと思ったのでした。怖いと言うのは、大人の人間が発する言葉としては拙すぎるでしょう。でも、それ以外の言葉は見つかりませんでした。

歳だけはくって大人になった私ですが、誰が正しいとか間違っているとかという見解を持てるほどの勉強ができているわけではありません。

でも、知識があろうがなかろうが「正しい殺人」なんて存在しないのではないかと思うわけです。

知識があろうがなかろうが、「戦争」というものは生理的に受け付けられないのです。そういう感覚だけじゃあ、人間として不十分なのかなあなんて思いながら歩いていました。

平和公園にいる間、私は眉間に皺を寄せて、ものすごく不機嫌そうな顔をして歩いていたのではないかと思います。

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それから、この碑も改めて見る機会が得られてよかったなと思いました。というのも、2,3年前にテレビでこの碑にまつわる話を見て、それ以来、訪れてみたいと思っていたからです。

この碑は丹下氏のデザインですが、ベースは世界的に有名な彫刻家のノグチ氏のものであるということでした。

ノグチ氏が依頼されてデザインしていたにもかかわらず、彼が日系アメリカ人であったために、採用されなかったという経緯があるそうです。ノグチ氏は差別と闘ってきた人であることも、そのテレビ番組で紹介されていたのでした。

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この橋の欄干はノグチ氏のデザインであることも、テレビで知りました。

公園の東側、太陽の昇る方角に架かっています。ノグチ氏はIkiru(To Live)と命名したそうです。丸いのは太陽みたいです。

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太陽が沈む方角の西の橋は、別れを意味しているそうです。Shinu(To Die)と命名されているそうです。船の舳先がデザインされているのだそうです。

ノグチ氏はどんな思いで、これらの橋をデザインしたのかと思います。

この橋も見てみたいものだったので、広島を訪れることができてほんとうによかったです。
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by meefo870 | 2008-11-12 20:48 | TRIP
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