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最近読んだ本

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夫が薦めてくれた本。これは面白かったです。

最初は、風呂のお供で読んでいたのですが、話が面白かったんで、長風呂になりまして・・・。このままじゃ風邪引くかもと思って、風呂以外でも読むようにしたのでした。

世の中には、マニアックな世界があるのだなあと古書マニアに尊敬の眼差しな私。考えてみると、残念ながらうちの家には価値のある本は全然ないね・・・。

本のタイトルに「事件簿」とはあるけれど、大きな事件じゃなくて、日常のちょっとした事件を表紙の古書店の店長さんが解いてくという話です。劇的ではないし、怖くもないし、誰も死なないし、でも謎解きが面白い話です。ついでに古書の世界の奥深さを知る事ができます。

このシリーズは、絶対に3巻がでるので(作者がそう書いてある)楽しみです。

私としては、大輔と一緒に店長に本のあらすじを教えてもらいたいのよね。自分じゃ読まないような本が出てくるので・・・。大輔が羨ましい・・・。

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長く友だちに借り続けている本・・・。すみません・・・。これ、長かったけど読みましたー。奇想天外な設定でした。今も、人間は超えてはいけない航空領域があるんだと思ったりしましたよ。

もし自分がフェイクを手に入れたらどうなるだろう?単純に怖いなあと思うのでした。瞬のしたことやそれを見ていた佳江の切なさを思うと、どうしたらよかったのかなあ?なんて思っていましたし・・・。

私は何より真帆を論破することができないとずっと考えていました。この少女を責め、そんなの間違っているよと思い続けたけれど、彼女を納得させるいい方法は思いつかなかった・・・。そういう自分の未熟さみたいなものを改めて感じさせられた本でした。

ずーっと自分の考えがまとまらなかったから、最後まで読んでよかったとしみじみと思ったのでした。

それにしても高巳さんの交渉術、凄いです。高巳さんと光稀さんのその後が気になります・・・。宮じいに対して、ひたすら尊敬です。

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なんと、この本2冊持ってます・・・。自分が買った事を忘れてた・・・。前って2007年に買ってますって、アマゾンに忠告された・・・。もう、早く気づけよな、私。買ったらすぐに読めよな、私。

最近出たので買ったのが、このシリーズじゃない文庫版。あら、同じ題名で「青い鳥」シリーズがあるんだなあとチェックしたら、上の事を教えてくれたんです、アマゾンが。

この話には、6巻もあるんだけれど、もうすぐ6巻が出るんだけれど、ちゃんと6巻も持ってました。もちろん、未読です。カートから6巻は削除して、家の6巻を読みます!

話自体はほのぼのと、いい感じです。動じない正子さん、素敵です。前の話、かなり忘れてます・・・。再読しないと・・・。

すみれ頭の人、見たいです!

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それに対して、この本。出てすぐ買いまして、買ってすぐ読みましたー。

もうね、泣きましたー。かなり悲しかったです。今思い出しても、ウルウルする感じです。ここまで、過酷な運命にしなくてもいいのでは?と思うんですけど、雲を突き抜けるぐらい幸せになるためには、これほどの試練が必要なんでしょうか?

なんだか、自分の平凡さがありがたく思えてきますよ。

でも、みんな優しい。いつも相手の事を思いやってて。特に又次さん、素敵でした。ほんと、又次さん会ってみたい人です。

作者は、次巻は1年後と予告しています。早く次が読みたいのですけれど・・・。

この中で、興味深い事もあって、今食べたい物は「鯛の塩焼き」かな。で、Moreのところに残したことを調べてみたいのでした。

今まで、鯛を何匹ぐらい食べてきただろう?一回も、こんな話になったことないよ・・・。このネタはうちの両親にも教えてあげようと思ったのでした。

って、More見てみます?この本のネタバレでもあり、予備知識でもあります。




***************勝手に拝借、ごめんなさい。*************

「鯛の九つ道具」 

 江戸時代の後期に出版された岩崎潅園の「養浩館魚鳥図」(1807年)、奥倉辰行の「水族四帖」(1850年頃)と「水族写真」(1857年)には、鯛の骨格図が描かれます。これらの書物では、全体の骨格のほかに「鯛の九つ道具」と呼ばれる大龍・小龍・鯛中鯛など小骨の図や説明がついています。小骨を様々なものに見立てて楽しんでいたようです。

奥倉辰行は「鯛の九つ道具」を持っていると、”物には不自由しないし、幸せにもなる”と昔から言われている」と書いています。

「タイのタイ」を持っているだけでも幸せになるといわれているので *「鯛の九つ道具」を揃えたらもっと幸せになるかもしれません。 これは本当かどうかわかりませんが、「鯛の九つ道具」を探しながら食べる方が、「タイのタ イ」を探す時より、もっと、幸せな気分になることだけは間違いありません。なにしろ今度 は、”かま”だけではなく、鯛が丸ごと目の前にあるわけですから。

 もちろん、魚類学では「鯛の九つ道具」という呼び方はありません。そこで、奥倉辰行の「水族写真」の”鯛名所之図”をもとに、「鯛の九つ道具」の正体を調べてみました。

三ッ道具(みつどうぐ:前から鍬(くわ)・鎌(かま)・熊手(くまで):上神経棘)
鯛石(たいせき:扁平石。ふつう耳石と呼ぶもの。聴覚や平衡感覚に関係しています。奥倉によれば、「この石の大きい魚は浮ばず、驚きやすい。これは魚の心、あるいは耳である。」)

大龍(だいりゆう:前鋤骨.中篩骨.側篩骨.副蝶形骨)小龍(こりゆう:準下尾骨)
鯛中鯛(たいちゆうたい:「タイのタイ」のこと:肩胛骨.烏口骨)
鍬形(くわかた:第一神経棘)
竹馬(ちくば:第2尾鰭椎前脊椎骨の血管棘)
鳴門骨(なるとほね:一部が肥大した血管棘。全ての鯛にあるわけではありません。奥倉によれば、「本朝食鏡」に”瘤鯛(こぶだい)といい、鳴門梅峡を泳ぐと生 じる”とあるとのこと。)
鯛之福玉(たひのふくだま:等脚類の一種タイノエ、口内寄生虫:奥倉によれば、「随観写真」に”・・・長州では、・・・鯛の如く賞味する”とあるという。)

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by meefo870 | 2012-03-20 12:17 | BOOKS