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小さい人が亡くなるということ

人はいつか死ぬものだ。

でも、それが小さい人であった時、その言葉は全く次元の違う言葉であり、全く気持ちの中にすとんと落ちてくる言葉ではないのだと分かった。

僧侶はおっしゃった。

「小さい人が亡くなった時、その子は仏様のお使いであったと言います。ですから、お役目が終わり、仏様の隣に戻られたのです。」
「残された者は、その悲しみからすぐに抜け出ることはできないでしょう。しかし、悲しむだけではなく、その小さい人が私たちに教えてくれたことは何だったのかを、これから先、ずっと考えていかなければならないのです。」

早くに天に召された小さな人は、仏様の隣で私たちを見守ってくれていると思いたい。

そして、今日も生きている者として、たった7歳で遠い国に旅立ってしまった小さな人が教えてくれたことは何だったのか、深く考えていかなければならない。

でも、もう少し悲しみから抜け出せなくても許してもらえるだろうか。
by meefo870 | 2007-07-16 10:17 | DIARY